カリフォルニアでマリファナが合法化?現地でしか分からないリアルな実態

大麻 マリファナ

 

日本では悪質な”麻薬”として長年知られている大麻。アメリカでは主にマリファナと呼ばれ、手に入りやすいって聞いたことはあるかもしれませんが、実は”国”の法律では未だに違法ドラッグ扱いです。

なのに2018年からカリフォルニアでは合法化っていう話し、聞いたことありますか?マリファナ娯楽使用を許可した州はこれで6州目。

アメリカの法律って少しややこしく、今回のように国の法律と州の法律が違うことがあるんです。そのため、カリフォルニアでマリファナを合法的に売ることができても、国の機関が介入してくれば逮捕される可能性もあるんです。ややこしい。。

そもそも”麻薬”扱いのマリファナが合法化ってどうなってるの…?と疑問に思う人も多いと思います。私もアメリカに来た時、マリファナ=麻薬と思っていたのでマリファナを吸う人はヤク中かと思っていました。そんな私がLAに長年住んで知ったマリファナ事情と合法化背景のお話です。

 

☆ カリフォルニアでの合法化前のマリファナ事情

今回の合法化の前から、カリフォルニアでは医者の許可証を取ればマリファナを購入することができました。マリファナには痛みを和らげたり、リラックスさせる効用があるんですね。”許可証”と言っても、専門の”医者”に会いに行って、『不眠症なんです』とか『偏頭痛で悩んでます』とか言って費用を払えば簡単にもらえる許可証。だからカリフォルニアでマリファナは既に一般的なものだったんです。

貧しい地域でも、お金持ちの間でもマリファナ大ファンはたくさんいます。日本で育った私はずっと拒絶感があったけどLAであまりに一般的なので、数年で怖いという気持ちはなくなりましたね。

今回の合法化で、カリフォルニアでは21歳以上であれば許可証がなくても誰でも買えるようになったので、海外から来た人でも年齢の証明さえできればマリファナのお店で買えちゃいます。

ただし!外で利用するのは違法なので、買ったものはバックにしまって、家に帰ってから楽しむのがルール。ちなみにアメリカではお酒も道端で飲むのは違法なので間違えば逮捕されます!

 

☆ マリファナって麻薬でしょ。危険じゃないの?

って、日本で育った人は絶対思いますよね。アメリカでも実は大反対派の人たちもたくさんいます。

マリファナを吸うと、”ふわふわする、幸福感がある、視界が鮮やかになる”とか聞くので、それだけ聞くといかにも危ない”麻薬感”が。。。

でも実はマリファナ・大麻は大昔から、日本を含む色んな地域で薬に使われていたそうです。更に最近の研究で色んな効能が発見されているんです。痛みを和らげたり、不眠症を改善するだけでなく、吐き気、不安発作、アルツハイマー、てんかん性発作、PTSD、ガン等、治療が難しい症状に効くという研究結果が出て来ているんですね。麻薬どころか万能薬に聞こえるこの矛盾…

実際周りのマリファナを使う人たちを見ていて思ったのが、お酒より安全。。。と。

実はマリファナで過剰摂取死することはなく、またお酒のように暴力的になる人は見たことがないんです。1回も。大麻の過剰摂取死の話を聞いたことがあればそれは他の何か混ぜてたってことです。

ちなみにアメリカでは毎日平均6人、急性アルコール中毒で亡くなってます。。。

 

☆ じゃあなんでアメリカ全土、日本でも違法?

というのが私の疑問で、調べてみました!

そもそも大麻はアメリカで”Cannabis”と呼ばれ、薬や布を作るために大量に生産されてました。昔は液体化されたCannabisが一般の薬局に売ってたそうです!

1900年代、メキシコ革命の直後、アメリカにメキシコ人がたくさん移住してきました。メキシコ人は大麻を”Marijuana(マリファナ)”と呼んでタバコのように巻いて吸う習慣があったんです。

アメリカは(自分達も移民なのに)移民が嫌い。どうにかこのメキシコ人移住者を追い払いたく。。。選んだ作戦がメディアを使って、メキシコ人を『マリファナという麻薬を乱用する犯罪者』というレッテルを貼ることだったんです。

大麻を液体の”Cannabis”としてしか知らなかったアメリカ人は、『マリファナという得体の知れないものを吸って遊ぶメキシコ人は極悪人』というメディア作戦にのまれていき、メキシコ人を追い出すために必死になったんですね。それが加速し、ついにはマリファナを”悪質な麻薬”として取り締まりが始まりました。政府はマリファナの取り締まりを理由にメキシコ人を逮捕出来たからそれで良かったんです。当時、マリファナが薬にも使われている”Cannabis”だと理解していたお医者さん達が反対したそうですが、その声は押し潰されて最終的に大麻全般、違法になってしまったと。

つまりアメリカでも長年薬として活用されていた大麻が、移民を追い出す作戦の一貫として違法になってしまったという… 政治って怖いですね。

最近の研究結果でマリファナの様々な効能が発表されているのに、この歴史の名残で未だにアメリカにも大麻を”悪質な麻薬”としか見てない人達が多いんだそうです。

じゃあなぜ大麻は日本でも禁止されているのか。実は。。。それもアメリカでした。

世界大戦に負けた日本はアメリカが出した規制を受け入れるしかありませんでしたよね。その時にアメリカは日本での大麻の栽培と利用を禁止にしたんです。理由はアメリカの合成繊維のビジネスを広げることが出来たから。。。

日本では布の生産に主に大麻を使っていたので、大麻生産を禁止してしまえば日本に合成繊維を売ることができたんですね。

 

 

自分が知らないものを怖がるのが人間の性質。アメリカ人はそのために自分達がずっと使っていた薬を違法扱いに追い込んだんですね。メディア、ニュース、人から聞いたことを鵜呑みにしたらダメですね。

外国人、他の文化、違法なもの、知らないもの。自分が慣れていないからって拒絶してると、自分自身を追い込んでることもあるのかも。

正しい情報も嘘の情報も溢れている時代。でも情報は手に入る国に住んでいるんだから、これからも自分でちゃんとした情報を集めて勉強しよう!って改めて思いました ⋆* (๑•﹏•)⋆

 

ちなみにマリファナ吸いすぎた人の顔、こんな感じです。relaxing cat, high cat, リラックス猫

 

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